第72回企画展「古代人に学ぶMOTTAINAI」
土器の補修孔や石器の転用品などは,縄文人がモノを大切に扱い再利用してきた証であり,現代のリサイクルにも通じる文化と言えます。限られた資源や貴重な素材から生み出されたモノは,壊れてしまっても新たな道具として加工・再利用されることがあり,そこには先人たちのモノに対する知恵や愛着が込められています。
今回の展示では,縄文時代の遺跡を中心に,遺物に見られる補修や再利用の痕跡と当時の人々の工夫や“もったいない”と思う心などを紹介し,持続可能な社会を目指すヒントが得られるような展示とします。
期 間:4/26(土)~7/6(日)
場 所:上野原縄文の森展示館 企画展示室
入館料:大人 320円 高大生 210円 小学生 150円
※県内にお住まいの70歳以上の方は,入場無料です。(年齢が確認できる書類をお持ちください。)
※県内にお住まいの小・中・高校生は,土・日・祝日に限り入場無料です。(年齢が確認できる書類をお持ちください)
企画展講演会
日 時:6/7(土)
場 所:上野原縄文の森展示館 多目的ルーム 企画展示室
定 員:50人程度(要事前予約)
資料代:100円
※講演終了後,希望者を対象に講師によるギャラリートークもあります。
第71回企画展講演会での質問事項と回答
先日2月8日、国分ハウジングシビックホール(霧島市国分シビックセンター2階)で開催しました第71回企画展講演会にお越しくださり,ありがとうございました。
当日受け付けました質問につきまして,Q&A形式で以下の通りお答えします。
PDFはこちらから
第71回企画展「人と遺跡のものがたり~かごしまの考古学研究史~」
鹿児島県の考古学界を牽引してきた多くの先人たち。
教師や医師, 学生, 在野の研究者など, 職業や立場は様々な先人たちが, 遺跡や土地の歴史を解明するという, 熱い思いを抱き取り組んでいました。
高度経済成長期の大規模開発の増加に伴い, 遺跡や遺物の数も増え, 新たな発見や成果も増え今に伝わっています。
今回の展示では, 先人たちが取り組んだ遺跡調査や当時の記録,エピソード等を紹介し,現在の研究の基礎となった様々な資料を展示・公開します。
【展示期間】
令和6年12月21日(土)~令和7年3月9日(日)
【展示場所】
上野原縄文の森 企画展示室
企画展講演会
○日時
令和7年2月8日(土)
9:30~12:00(受付開始:9:00~)
○場所
国分ハウジングシビックホール(霧島市国分シビックセンター2階)
○講師
本田 道輝 氏(鹿児島県文化財保護審議会 会長)
近江 俊秀 氏(文化庁文化財第二課主任文化財調査官)
○定員
300人程度(要事前申込み)
○資料代
200円
↓をクリックすると申込フォームに移動します。
第70回企画展講演会(かごしま遺跡フォーラム)の開催について
第70回企画展「新発見!かごしまの遺跡2024~発掘調査速報展~」
昨年度,県内で発掘調査や報告書刊行を行った遺跡の中から,大隅地方で初めて縄文時代晩期の南島系の土器が出土した萩ヶ峰遺跡(鹿屋市)など,話題となった遺跡を中心に最新の調査成果を紹介します。
【展示期間】
令和6年10月5日(土)~令和6年12月8日(日)
【展示場所】
上野原縄文の森 企画展示室
企画展講演会(鹿児島遺跡フォーラム)
○日 時:令和6年11月2日(土)13:00~16:00
○場 所:鹿児島県立図書館 大研修室(〒892-0853 鹿児島県鹿児島市城山町7番1号)
○講 師:鹿児島県立埋蔵文化財センター職員及び(公財)埋蔵文化財調査センター職員
○定 員:200人程度(要事前申込み)
○参加料:無料
企画展 開幕です!
土器の他にも縄文人骨や磁器など県内で話題となった様々な時代の実際の遺物を展示しています
講演会では遺跡の発掘調査に携わった方の展示解説も聞けます(8/19・9/16※要事前申込ホームページ又は電話0995-48-5701)
「新発見!かごしまの遺跡2023~発掘調査速報展~」ぜひお越し下さい🙇
第66回企画展「きゅら島あまみの歴史と文化」が開催中です!
令和5年4月22日(土)より,今年度第1回目となる企画展「きゅら島あまみの歴史と文化」が企画展示室にて開催中です。
奄美群島は,その貴重な自然と生態系から,令和3年に世界自然遺産に登録されました。また,今年は奄美群島日本復帰70周年を迎えます。
今回の展示で,奄美の多様性と独自性に着目しながら,旧石器時代から近現代までの奄美群島の発掘調査成果を紹介します。
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企画展開催中!
3/26まで「新発見!かごしまの遺跡2022 ~発掘調査速報展~」を開催中です。
国指定史跡に答申された「史跡鹿児島城跡」から出土した鬼瓦等の出土品や、南日本新聞の1面を飾った「立塚遺跡」など話題となった遺跡を中心に鹿児島県の最新の発掘調査成果を展示しています。
みなさんのご近所に眠っていた遺物たちをぜひ見に来て下さい。
第65回企画展講演会①が行われます!
現在好評開催中の第65回企画展「新発見!かごしまの遺跡2022~発掘調査速報展~」に関連する講演会が開催されます。今回は国内最大級の弥生時代の管玉や土坑墓群の見つかった立塚遺跡と縄文時代の竪穴住居と連穴土坑など,多数確認された春日堀遺跡について講演を行います。
【第1回】
①立塚遺跡(鹿屋市吾平町)紹介動画
県立埋蔵文化財センター 文化財主事 山下勘郎 氏
②春日堀遺跡(志布志市有明町)紹介動画
(公財)県文化振興財団 埋蔵文化財調査センター 文化財専門員 兒島直美 氏
開催日:令和5年1月14日(土)
時 間:10:00~12:00
会 場:上野原縄文の森 展示館多目的ルームおよび企画展示室
定 員:80人程度 ※要事前申し込み,先着順
参加料:100円および展示館利用料金
申込方法
電話 0995-48-5701
FAX 0995-48-5704
メール uenohara@jomon-no-mori.jp
申込フォームよりお申し込みください
その他
・講演終了後、11:30から企画展示室でギャラリートークを行います。
・感染拡大状況により中止または延期,内容などを変更する場合があります。予めご了承ください。
・感染症拡大防止のため,発熱,咳,咽頭痛などの症状がある方は参加をご遠慮ください。
・ご参加の際は,手指のアルコール消毒,マスクの着用をお願いいたします。
テレビや新聞などで話題になった発掘成果だけでなく,当時の発掘現場の様子や遺物の整理作業等によって新たに明らかになった事などを,各遺跡の担当者が紹介いたします。
発掘現場の生の声が聴ける貴重な機会です!ぜひご参加ください。
【新発見!かごしまの遺跡2022!開幕!】
本日、12月17日より「第65回企画展 新発見!かごしまの遺跡2022~発掘調査速報展~」が始まりました!
今回の企画展は,県内で発掘調査や報告書の刊行を行った遺跡の中から,弥生時代の国内最大級の管玉や,弥生時代としては国内初の環状に並んだ土坑墓群が発見された立塚遺跡、近代における薩摩磁器一大産地の様相がわかってきた平佐焼窯跡群など話題となった遺跡を中心に紹介し,最新の発掘調査成果を展示しています。
また,今回,国指定史跡に答申された「史跡鹿児島城跡」から出土した鬼瓦等の出土品も多数展示しています。
さらに,埋蔵文化財センターの「廃寺は語る!よみがえる仏教文化」事業や出前授業「ワクワク考古楽」についても紹介します。
※令和5年1月14日(土)・2月4日(土)には発掘調査担当者の講演会も予定しています。
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